音声の長さは20分。でも作業は2日間。
「20分の音声を文字に起こして1,000円」
に惹かれて挑戦した、初めての「文字起こし」作業。
20分の音声を起こすのにかかった時間はまる1日。いや、校正も含めたら2日。
実際には煮詰まって休憩したり、家事をやったり、ご飯を食べたり。
現実逃避してパソコンから離れている時間も含まれますが、
やっているうちに「逃走」したくなりました。
音声そのものは、講演の音声をおそらく教壇の隅っこに置かれた
ICレコーダーで録音されたと思われるものでした。
講師が動き回ると声が遠くなる。ときどき資料のめくる音。
何よりも話者(話をしている人)はバイリンガルらしく、
英語交じりの日本語を話すため、イントネーションに特徴があったり、
英語の発音が異常にネーティブで聞き取れなかったりしました。
それでも、音声の内容からその話者を特定して
その人がどんなセミナーを行っている人なのかを調べたり、
経歴から留学している過去があることを知ったりするうちに、
音声の内容を解くことができていきます。
こう、聞こえるんだけど、その単語自体は何語なの?ということを調べ、
まったく答えにたどり着かない言葉もありました。
そんなときは「逃走」という名の休憩。
逃走中に見たドラマがきっかけで謎の言葉のヒントが見つかるということもありました。
20分の音声。その中にはたくさんの「宝物」が隠れていて、
その宝物を見つけること。そこに魅力を感じました。
宝物はどこ?
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