『記者ハンドブック』って何?
セミナーを受講するにあたり、必ずそろえるようにと言われた
『記者ハンドブック』という表記のテキスト。
言われたその日にAmazonで購入しました。
・分かりやすく優しい文章、言葉で書く
・できるだけ統一した基準を守る
ためのもので、日本新聞協会用語懇談会の基準となります。
例えば
「わかる」
という言葉。
「分かる」「解る」「判る」
と表記がいくつかあります。
音声起こしを請け負うときの仕様書に
「記者ハンドブックに準ずる」
とあったときは
「分かる」
という表記に統一します。
「揃える」という漢字は平仮名で「そろえる」と表記することになっています。
また、「動植物の名称は原則として片仮名で書く」となっていて
北極熊→ホッキョクグ」
ミンク鯨→ミンククジラ
松茸→マツタケ
と表記するのですが
「比喩的に使う場合や慣用句などは平仮名や漢字でもよい」とされています。
一匹おおかみ いばらの道 うぐいす豆 うなぎ上り ごぼう抜き たぬき寝入り
などなど。
慣れれば頭に入っていくものなんでしょうが、私はいちいち「記者ハン」をめくって確認しているので、作業の効率が悪いです。
起こし作業の回数をこなさないと身につけるのに時間がかかってしまいそうです。
常に新しいバージョンが必要になります。
現在の最新は第13版となります。
本体1,900円+税
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